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喫煙習慣と寿命
2013/03/15
イギリスの医学雑誌「BMJ」というものに、喫煙習慣と寿命との関係について、興味深い研究が載っています。日本人は、喫煙習慣によって、平均10年寿命が縮むというものです。喫煙者は、まったくの喫煙経験のない人に比べて、死亡率も男性2.21倍、女性2.61倍となり、死亡年齢では男性8年、女性10年もの差が生じました(昭和20~45年生まれの約7万人の約23年間にわたる追跡調査)。
また、興味深いものとして、35歳ぐらいまでに禁煙ができれば、非喫煙者と同等レベルまで改善されるというものです。つまり、早い時期に禁煙ができれば、喫煙のリスクを回避できます。
喫煙開始年齢が早く、喫煙年数が長いほどリスクは上昇しますが、今問題となっている受動喫煙の影響の研究データが待たれるところです。