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口の中の異変
2014/11/10
昨日、テレビ「駆け込みドクター!」で、”気になる口の中の不調”についての番組がありました。~口は全身の健康状態を映す鏡~として、口臭・口腔乾燥・口内炎・舌による診断など、取り上げられていました。
1.口臭ーその原因となるものの90%以上は、お口の中の細菌からおこり、口の中には約500種類(実際は700種類といわれています)、何十億から何兆の細菌が存在します。鉛筆を握るような握り方で(ペングリップ)、歯と歯茎との境目をしっかり磨き、舌においては、舌専用のブラシでやさしく磨くとよいというものでした。
また、カフェイン入りの飲み物を多く飲むと、利尿作用によって、一時的に脱水症状を起こし、それが口の渇きにつながり、口臭の原因にもつながります。
2.口腔乾燥症ーこれはドライマウスといわれ、約800万人いるといわれています。唾液は、1日約1.5ℓ出ますが、噛む筋力の低下、ストレス、緊張などによって、唾液の分泌量が低下します。以前、「歯の情報局」でお話ししましたが、薬剤によっても唾液は影響を受けます。唾液の働きはいろいろありますが、老化防止・がん予防-活性酸素を減らす・認知症予防をあげています。唾液を分泌させる方法として、健口体操、舌を動かす運動を行っていました。
3.口内炎ーこれは、お口の中が不潔、ビタミン不足などが原因としてあげられます。根拠はわかりませんが、はちみつを塗るといいそうです。
4.舌の診断ー舌色(健康のバロメータ)、舌形(体調その他)など、東洋医学の舌診断により、その方の健康状態がわかるというものでした。
加工食品の摂取が多かったり、ストレスなどにより、味覚障害が起こることがあります。この原因の一つとして、亜鉛不足があげられるので、亜鉛の多く含まれる煮干し・卵・レバーなどを摂るとよいでしょう。
これら気になる方は、早めの受診をお勧めします。