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歯周病と骨粗鬆症について
2008/11/17
現在、8020運動というものがありますが、これは歯が20本あれば、ほぼ何でも噛めるというもので、80歳で20本歯を残そう、目標にしようというものです。現実は80歳で7,8本といったところでしょうか。20本歯のある方と、20本以下の方の骨密度を比較したデータがあります。これは、20本ある方のほうが明らかに骨密度が高いのです。また歯周病が進行したり、歯を失ったりすると、咀嚼力(噛む能力)がかなり低下してしまい(噛みにくくなり)、そのため食事のバランスも崩れ、体全体の骨密度が低下してしまう可能性があります。特に女性は、閉経後、骨全体の量が急激に少なくなる傾向がありますので、お口の中の健康はもちろん、バランスのいい食事と適度な運動を心がけてください。