歯の情報局|小平市、鷹の台駅で歯科・歯医者・歯周病専門医をお探しの方は有賀歯科クリニックまで
食べた直後にブラッシングしないほうがいいの?
2013/04/15
最近、歯磨きは食後すぐに磨くのでなく、30分ぐらいあけてから磨いたほうがいいというのを聞きます。物を口の中に入れると、口の中が酸性に傾き、歯が脱灰(歯の表面が溶ける)してしまいます。その現象を防ぐために、お口の中を中性に戻してくれるのが、唾液の力なのです。唾液には、抗菌作用・再石灰化作用・緩衝作用など、さまざまな働きがあります。 これは、お口の中の状態にもよりますが、特に、むし… 続きを読む
喫煙習慣と寿命
2013/03/15
イギリスの医学雑誌「BMJ」というものに、喫煙習慣と寿命との関係について、興味深い研究が載っています。日本人は、喫煙習慣によって、平均10年寿命が縮むというものです。喫煙者は、まったくの喫煙経験のない人に比べて、死亡率も男性2.21倍、女性2.61倍となり、死亡年齢では男性8年、女性10年もの差が生じました(昭和20~45年生まれの約7万人の約23年間にわたる追跡調査)。 また… 続きを読む
歯科最前線
2013/02/22
本日、毎日新聞社より「歯科最前線」という本が発売されました。歯周病からインプラントなど、口腔に関した情報が掲載されています。当医院も載っていますので、是非ご覧ください。 続きを読む
歯と口の健康週間
2013/02/15
歯の衛生に関しての普及啓蒙活動として、毎年6月4日に行われてきた「歯の衛生週間」が、今年から「歯と口の健康週間」と呼ばれるようになります。名称が変更になるのは、55年ぶりのことです。昭和3年に「むし歯予防デー」として始まり、長い間、「歯の衛生週間」として親しまれてきました。 「歯と口の健康週間」と呼ばれるようになるのは、口腔のケアを怠ると全身の病気を招く、つまりお口と全身との関… 続きを読む
誤嚥性肺炎
2013/01/27
年齢を重ねると、徐々に口腔機能は低下してきます。なかでも、「飲み込む」という機能が低下することによって起こるものとして、<誤嚥性肺炎>というものがあります。これは、通常食べ物などが食道に流れるはずが、誤って気管から肺へと入ってしまうことが原因となって起こる肺炎です。最近、死亡原因の第3位が肺炎になりました。肺炎にもさまざまなものがありますが、誤嚥性肺炎もこの中に含まれます。 口… 続きを読む
年頭にあたり
2013/01/07
新年明けましておめでとうございます。皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。 本年もお口の中の健康を通して、患者さんの健康寿命を伸ばすべく努力してまいります。本年もよろしくお願い致します。 院長 有賀庸泰 続きを読む
根分岐部病変
2012/12/27
根分岐部病変という言葉を聞いたことのない方も多いと思います。人間の歯は、前歯から奥歯にいくにしたがって、歯を支えている歯根の本数が多くなります。一番奥の歯2本(親知らずを除いて)は、一般的に上の歯に3本、下の歯に2本、歯根を持っています。その歯根と歯根の間にバイ菌がはいりこんで病巣がみられるものをいいます。これもまた放っておくと、病巣が拡がり、症状も強くなり、治りにくくなります… 続きを読む
歯肉退縮の治療
2012/11/27
歯茎が下がってしまい、歯が長く見えてしまっていることはありませんか?見栄えだけでなく、様々な症状が出る場合もあります。例えば、歯の根元がしみるーいわゆる知覚過敏といわれるもの、歯と歯の間にものが挟まりやすくなったなど。これらは、不適切なブラッシング、咬合異常、歯周病、歯茎のもともとの性状などが原因としてあげられます。 現在は、下がった歯肉をもとに戻す治療もあります。症状を改善す… 続きを読む
メインテナンス(定期検診)
2012/10/27
治療も一段落しました。しかし、これからがとても大切です。以前にもお話していますが、治療して一度歯周病が改善したとしても、あとのケアを怠ると、また細菌が繁殖してきて悪くなってしまいます。歯周病は、再発しやすい病気なのです。一般的に3~6か月に一度の検診を受けてください。ご自分のお口です。積極的に検診を受けて、お口の中を守ってください。 毎日の患者さん自身によるケアが一番大事ですが… 続きを読む