歯の情報局|小平市、鷹の台駅で歯科・歯医者・歯周病専門医をお探しの方は有賀歯科クリニックまで
アスピリン・ワーファリンについて
2011/02/28
超高齢社会を迎え,アスピリン、ワーファリンなどを服用する方も増えています。これらの薬は、血管が閉塞されないよう(つまらないよう)血栓の形成を抑えることが目的です。外科的処置、何か出血を伴うような処置が必要な場合、このような薬を飲まれている方は十分注意する必要があります。その方の状態にもよりますが、アスピリンの休薬は、一般的に処置の7日前から必要とされています。また、ワーファリン… 続きを読む
パーフェクトぺリオについて
2011/02/10
現在、テレビなどメディアで、パーフェクトぺリオというものが話題になっています。これは、虫歯菌・歯周病菌を殺し、はたまたインフルエンザウィルスまでも死滅させる?という殺菌水です。ごく一部の歯科医院で使われているようですが。 歯科学会で何度か発表されているようですが、その効果、長期的安全性などについては、科学的根拠が不十分(しっかりした研究データがない)で、まだ不明です。歯周病学会… 続きを読む
歯周病の原因とリスクファクター-4 環境因子
2011/01/28
今回は、その4として環境因子についてお話します。宿主因子と重なる部分がありますが、喫煙・ストレス(家庭・仕事・人間関係などによるもの)・不規則な生活・口腔清掃不良・定期検診受診の有無など、いろいろなものが挙げられるかと思います。経済社会も複雑化したため、環境因子も個人個人で異なり、多種多様になってしまったのかもしれません。 これらの4つの因子を少しでも改善していく事ができれば、… 続きを読む
歯周病の原因とリスクファクター-3 咬合因子
2011/01/18
歯周病を進行させる原因として、咬合(噛み合わせ)も挙げられます。これは、歯周病がすでに起こっているところに、咬合因子が加わると、さらに歯周病を進行させてしまいます。つまり、噛み合わせは間接的に歯周病に関係してくるということです。例えば、問題になるのが、歯ぎしり・くいしばり・早期接触(噛み合わせる時に、ある部分の歯が、他の歯よりも先に当たってしまうー咬合干渉ともいいます)・不正咬… 続きを読む
年頭にあたり
2011/01/06
新年明けましておめでとうございます。今年もお口の健康を通して、皆様の全身の健康に役立てるよう努力してまいります。 本年もよろしくお願いいたします。 院長 有賀庸泰 続きを読む
歯周病の原因とリスクファクター-2 宿主因子
2010/12/27
今回は、宿主因子についてお話したいと思います。宿主って何?と思われる方もいらっしゃると思うので、この言葉の意味からお話します。それは、われわれ人間が個人個人に持っている要素、例えば、年齢・性別・体質・人種・遺伝・性格・職業・口腔に対しての価値観・歯数・全身疾患の有無とその種類・服用薬など挙げればきりがありませんが、その人の生体的な要素と人間的な要素が当てはまります。個人差・個体… 続きを読む
歯周病の原因とリスクファクター-1 細菌因子
2010/12/22
歯周病は、いろいろな原因が重なり合って起こる多因子性疾患であることは前にもお話ししましたが、その中には、細菌因子・宿主因子・咬合因子・環境因子があります。今回は、その中で細菌についてお話します。 歯周病がおこる主な原因は、バイオフィルム中の病原性細菌です。病原性というのは、すべての細菌(500種類以上ともいわれています)が原因となるのではなく、一部の細菌が歯周病を引き起こすとい… 続きを読む
歯周病の検査
2010/11/29
歯周病の検査には、様々なものがあります。 1.歯周組織検査…歯や歯茎、その他周辺組織の状態を十分検査します。その中でも特に重要なものは、歯周ポケットの深さ、歯周ポケットからの出血です。これは、歯と歯茎の間から検査器具を入れて調べていくものです。このデータは、治療の必要性、治療効果などを診ていく上でたいへん重要なものです。 2.レントゲン検査…これも、必要不可欠なものです。肉眼で… 続きを読む